ワイナリーは京都市の北西約50Kmに位置し、丹波で生食用葡萄農家経営者であった 山崎高明と黒井哲夫2人が中心となって設立。醸造技術者として、当時山梨の洋酒工場に勤務していた大川勝彦が参加しました。
当初は丹波の山崎が経営する葡萄園から産する生食用葡萄(デラウェア、マスカットベイリーA等)を使ってワイン仕込みを行いました。山崎の長男である山崎高宏が、3年間ドイツのガイゼンハイムのH・ベッカー博士のもとへ留学し、それとともに年を追ってヴィティス・ヴィニフェラ種と呼ばれるワイン醸造用の葡萄の栽培を丹波の自園で手がけるようになりました。